2015年6月 6日 (土)

主体はあなたでしょ

ごぶさたしています。

語学がどんどんおもしろくなって、いくつも新しく始めてしまったので、その予習復習、またその関連書籍を読むのに頭の中が忙しく、精神的に余裕がありません。でも、追いつめられているわけではなく、ものすごく楽しんでいます。今が一番楽しいといっても過言ではありません。

語学をやると日本語にも敏感になります。今日はそういう例を一つ。

街の看板や張り紙は、“今生きている日本語”を見られる場所です。そこには日本人の意識もよく表れています。
「あんみつ、始まりました」
ある和菓子屋さんの張り紙なのですが、なぜ自動詞なのか(笑)。始めるのは和菓子屋さんなのに、勝手に始まったような表現がおもしろいなあと思って。
「当店は5月から前払い式になりました」
あるラーメン屋さんの店の前に出ていた張り紙です。これ、問題ないと思われますか? 私はやはり主体の欠如を感じるんですよね。そう決断したのは店なので、「当店は5月から前払い式に変更しました」と表現すべきではないのか。勝手に「なった」みたいにして、お客さんからの非難をうまくかわそうとしているような気がして、とても気になるのです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月22日 (水)

市場行そして魚釣り

今回、シェムリアップで3つの市場に連れていってもらいました。いずれも活気があって、豊富に生鮮食料品があって、そこにいる間じゅう、私の体内にはアドレナリンがかけめぐっていました。

Img_0201_640

市場へ来ると、私はそれぞれの店の前に陣取って、一つ一つ「これは何?」「どうやって食べるの?」と聞きまくりたくなるんですよね。できれば全部買ってかえって、言われたとおりに作ってみたい。次回はもう少し語彙を増やして、お店の人とやりとりできるようになりたいと思います。

最後の日、飛行機の時間が夜なので、それまでどうしようかなと思っていたら、午後から「魚釣りに行かない?」と誘われました。そりゃ、行くでしょう。魚釣りの場所がそこからどれくらいの距離があって、帰ってくるまでにどれぐらいかかるかまったくわかりませんでしたが、まあ、間に合わなかったら明日帰ればいい、というぐらいのいい加減さで話に乗りました。
バイクとトゥクトゥクに分乗して行った先は水田、のそばで自然発生した感のある灌漑用水。写真に写っている人は、ここから大量のハスの花を収穫していて、それは栽培しているということだったので、正確には自然発生じゃないのかもしれませんが。
20150325_145816_640

ここに棲息する小さな魚を網をかけて捕獲するのでした。 私の飛行機の時間を気にしてくれていて、釣りは1時間半ぐらいで終了。帰ったらさっそく魚を調理して、「食べていけば」と焼いてくれました。

Img_0234_640  
Img_0236_640

それがこちら。青いマンゴーのソースは焼き魚につきものみたい。カンボジア料理の本にもこの組み合わせで載ってました。釣りたて、焼きたての魚を食べたことは日本でもないのでありがたい経験でした。自然を知りつくしてお金をかけなくても豊かに生活する術を、ほんとに教えてもらった気がします。この旅行から帰ってから私は、街をきょろきょろ歩くくせがつき、「この葉っぱは食べられないのか」「この草はどうだ」ということばかり考えています(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月20日 (月)

これは昆虫じゃないけどね

そろそろ帰る時期が近づき、あちらこちらでお土産を調達しながらも、相変わらず食べ続ける日々でした。

20150325_122647_640

これはお世話になったご家庭で食べた最後の料理です。左からポー村で買ってきた焼き鳥を焼きなおして裂いたものに当家自家製ディップ、次はカエルの炒めもの、そして緑なすのスープです。カエルの炒めものは、ぜんぶカエルです。一匹単位で売っているらしいのですが、太もも部分だけ別にして、後は骨ごとミンチにします。これは料理するところも見せてもらいました。少量の油でミンチを炒め始め、途中で太もも部分を投入、ターメリックなどの調味料を加えて、じっくりじっくり火を通していきます。炭火だからか、鍋が厚いからか、長い時間炒めているのに焦げないんですよね。味はといいますと、太もも部分はエビみたい。ミンチは骨も入っているので、コリコリしていました。新鮮な食感です。

緑なすは、見た通りすずめなすより一回り大きいです。日本のなすと違って煮崩れないようです。スープに入れたキュウリという食感。ときどき東京でも緑なすを見るけど、それで作ればこんな食感になるかな?

お礼にデザートは私が。

Img_0202_640
白玉餅っぽいものを2種類買いました。中に何も入っていなくてココナツロングがかかったものと、中に緑豆あんが入ったもの。前者は「すあま」みたいで、緑豆あんが入ったものは「ごまだんご」みたいでした。これははっきり甘い後者の勝ち。

Img_0207_640
もう一つはカンボジアのお菓子の代表選手的存在、かぼちゃのプリン。かぼちゃをくりぬいてココナツミルクと卵と砂糖を混ぜたカスタードを流し込み、まるごと蒸します。日本のかぼちゃより“イモ”度が低いので、口の中であまりモゴモゴせず、甘さも控えめでした。

今回はお菓子をあまり食べなかったなあ。ちょっと探究心が足りなかったね。次はがんばりたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月17日 (金)

ママチャリ爆走25km

ある日、遺跡群の西側にある西バライという貯水池へ行こうということになりました。それも自転車で。空港より向こうにあるからそれなりに距離はあるのですが、「行けなくはない」というアドバイスを受け、出発することになりました。私はレンタル自転車利用です。これを借りるとき、パスポートを預かるというので一瞬不安になりました。

国道6号線をまーーっすぐ行って右に曲がるとこんな道に出ます。

20150324_100742_640
おお、これは「冬のソナタ」よりも牧歌的だと思いました。

20150324_102922_640
20150324_102641_640

道沿いはずっとこんな感じ。こういう撮影も自転車だからできること。オートバイに乗せてもらってたら撮影は無理でした。

そして、着いたところがこちら。
Img_0180_640

アンコール時代に作られたもので、大きく、はっきり四角い貯水池です。10世紀前後、ひたすらまっすぐ掘削するのは難しいはずだったのに、それを成し遂げているということで技術力の高さが称賛されています。

貯水池沿いには涼み小屋というのがあります。日本でいえば海の家ですね。その中に釣ってあったハンモックに揺られながら、ビール飲みながら、見た景色と食べたものがこちら。

20150324_104707_640

20150324_105852_640

焼き魚とそれにつけて食べるディップなんですが、このディップがまたおいしかった。青いタマリンドと唐辛子をベースにしているということでさわやかに辛い。最初は「そんなにお腹は空いてないねー」といってたんですが、このディップがあまりにおいしいので、ごはんも追加注文しちゃいました。カンボジアのディップ文化は深いです。

出かけるとき、師匠と私は一つの使命を仰せつかっていました。それは西バライの先にあるポー村へ行って、焼き鳥を買ってくること。ポー村は地鶏の焼き鳥で有名で、シェムリアップからバイクを飛ばして買いに来るそうです。

一休みしたあと、「じゃあ、ポー村へ向かってゴーゴー!」と気軽に出発したのですが、なかなか着かない(笑)。横を走り抜ける人たちも、「この道をママチャリで走ってんの?」という顔でチラ見していきます。しかし、ここまで来たのにもう引き返せない! と漕ぎに漕いでめぐり合ったのが、この焼き鳥。

20150324_173113_640

チマチマ肉片を串にさして焼くのではなく、一羽まるごと竹で挟んで炭火焼き! 一本買ってこの日の夕食に食べました。

そこでついでに買ったのがこのディップ。

20150325_012818_640

このディップは持って帰ってきました。でも、中身が謎なんです(笑)。唐辛子が入っているのは確かなんですが、あとは塩と干しエビとプラホックと…? でも、生野菜につけてもおいしいし、ごはんに乗せてもおいしいし、わがやの桃屋製品と化しています。そろそろ一か月経つけど、まだお腹こわしません。

そうそう、ポー村ではこれも買いました。

20150325_013028_640

タガメです。これは羽をむしるだけで、あとはまるごと食べられます。味の感想はというとですね、沢がにの佃煮を食べているようだと思いました。脚のところは柿の種みたい。甘辛く味つけした子持ちの沢がにを、ビール飲みながらボリボリ食べる、そんな感覚でありましたよ。もう一回食べるかって? もちろん、おいしくいただきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月15日 (水)

地元超人気食堂

次の日から3日間、地元の人に人気ある食堂で朝食を食べました。今日はそのシリーズ。

20150325_090932_640
これがそのお店。ご主人は華人らしいのですが、いつも店に出張っていて、おもしろいオーダーの通し方をするのだそうです。豚肉のせごはんを注文したとすると「はい、豚一頭ねー」というような感じ。大阪の商人もよく「はい、100万円のおーつーりー」と愛嬌をふりまいているので、気質はちょっと似てますな。その愛嬌のおかげか、今ではシェムリアップに3軒の店を持つまで大きくなったという。

20150323_081407_640
20150323_081904_640
おかゆです。ボボーといいます。外語大のカンボジア語学科の学生も毎年作っていますが、本物はこんなにさらっとしたものであったとは。もやしをトッピングしてライムを絞ります。肉片はついてくるたれで食べてもよし。そして油條。すみません、写真撮る前にちょっと食べちゃった(笑)。味は香港料理で出てくるおかゆと同じ感じ。これは中国南部から入ってきたんだろうなあ。

20150324_083634_640
これは汁なし麺。タイでいうと、バーミーヘンですね。味は濃い。味は濃いけど、あまり油を感じないのであっさり食べられます。ボボーといい、麺といい、この少量さ加減が東南アジアだなあと思いますね。少食なのではありません。一日5回ぐらいちょこちょこ食べるので、一回の量が少ないのです。

20150325_081501_640
これはタイでいうなら、カオマンガイ、シンガポールでいうなら海南鶏飯あるいはシンガポール・チキンライス。鶏肉が噛みごたえあるんですよ。ブロイラーじゃない感じ。黒いお醤油やニンニクのすりおろしは出てこなかったなあ。

20150325_081435_640

これは師匠の注文した牛肉煮込み。ココナツミルクとパームシュガーで煮こんであるので、かなり濃い味です。フランスパンで食べるのがデフォルトみたい。

20150324_081320_640

そして、朝ごはんを食べたあとにコンデンスミルクたっぷりのカフェオレを飲みながら、あれこれ会話に華を咲かせるのが常だったのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月14日 (火)

味噌が完成!!!

カンボジアレポートの最中ではありますが、ここで重大なお知らせ(私にとって)を挟ませていただきます。

味噌づくりに成功しました! 生まれて初めてです。梅干しやニンニク醤油づけなど、数々の失敗を重ねてきた私が本格的な保存食品づくりに成功できるなんて! といっても3か月放置しただけなんですけどね(-_-;)。

Photo
それがこちら。いやー、市販の味噌と変わりないでしょ? さっそくお味噌汁を作りました。焼きまつもと麩のお味噌汁。麩が思い切りふくらんでしまったので写真には撮りませんでしたが、自家製味噌による手作り味噌汁の味は格別でした。大豆の食感を残そうと半つぶしにしたので、飲み干すときに大豆の粒粒が感じられて、「うん、思い通りできたな」という感じでした。こうして食べると、いつものごはんもドキドキして食べられますね。失敗しても落胆が小さいように800gしか作らなかったけど、これからしばらく味噌料理にも励まなきゃ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月13日 (月)

トロピカルフルーツ!

南国に来ると必ずトライするのは、トロピカルフルーツ総当たり(笑)。フルーツに関する限り、東アジア在住者であることは残念に思っています。

20150320_125005_640
20150321_060433_640  
これはミルクフルーツ。味はマンゴスチンに似てるけど、こちらの方があっさりプルプル。

20150322_155708_640  
20150323_122100_640
ザクロです。しかし、実が赤くない! そして酸っぱくない! 甘いばかりのザクロは初めて食べました。

20150322_155725_640

ビワ様フルーツ。ビワと同じなら買わないでおこうかなと逡巡したのですが、ビワよりもっともっと甘いです。これは中身を撮り忘れました。

20150322_155800_640
ポメロ。文旦と晩白柚の間ぐらいの大きさでした。食べ応えたっぷり。これはそんなに甘くなくて既視感のある柑橘類でした。

20150323_120241_640    

そして忘れてはならないのがドリアーン! 絶対食べようと思っていたのですが、匂いが匂いなのでどうやって食べるか迷っていました。しかし、店頭で「切って」といったら、このように中身だけにしてパック詰めにしてくれました。これはまるまる一個分。あっちゅう間にお腹の中へ消えていきましたとさ。

珍しいものを追いかけるあまり、バナナを食べ逃しました。生も揚げバナナのお菓子もおいしいらしいのに。次は必ず!
   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月12日 (日)

4日目に食べたもの 前篇

この日は大きな市場へ連れていってもらいました。

20150322_110025_640
これぞ私の旅の目的! しかし、まずは腹ごしらえです。
20150322_095010_640
焼いた鶏肉のせごはん。肉のバリエーションとしては、牛、豚と各種あるんですが、この店は鶏肉しかありませんでした。カリカリ焼きの肉をスイートチリソースにつけながら食べます。シンプルながらおいしい朝食。

そして、市場見物に出発。見るもの、見るものが目新しい! 「食べる」と聞かれると、全部「食べる」といいたくなります。

20150322_101916_640
生のハスの実。剥きますと、こうなっています。

20150322_161747_640    
まず緑の実が出てくるので、この皮をさらに剥くと右のような白い実になります。これをこのまま口に入れます。乾燥のハスの実や甘納豆になったハスの実は食べたことあるけど、生は初めてだー。食感はポクポクしていて、ちょっと苦味があります。スース―感のないメントスを噛んで食べている感じ。おもしろい。

20150323_062216_640

これはわかりにくいけど、黒もち米を発酵させて作ったお菓子。生のココナツロングを削って上にのせてくれます。聞くところによると、甘酒を作るのと同じプロセスみたい。だからか独特の甘酸っぱさがあります。これも私にはハナマルの味。

20150322_160540_640

これが実は何かわかっていません。なんかの果実の酢漬けです。このまま食べます。食感はクワイみたいな感じでおもしろかったけど、甘くないので私の評価は今ひとつ。カレーを食べるとき、らっきょうかわりに出てきたらパクパク食べたかもね。

結局、4時間ぐらいいて、疲れたのでまた市場の中でお昼ごはん。

20150322_121510_640

お鍋の中の料理を指さしてよそってもらう方式で、冬瓜のスープと青梗菜っぽい野菜と鶏肉の炒めものを選択。取りすぎたかなと思ったものの、いろいろ食べたいからしょうがない。このお店の料理はちょっと化学調味料っぽい味が勝っていたけど、結局完食しました。

そして本格的に第一次買い物。

20150322_150401_640

タッパーウェアをまず買ってから、プラホック、液体状のやし砂糖、塩づけライムなどを買いました。今から考えれば、あれも買わなかったし、あれも買わなかった。初めての旅で抜け漏れなく食料品を買い出しするのは難しいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月11日 (土)

3日目に食べたもの 後篇

結局、遺跡めぐりは地元の人でも一日にそんなには回るのは大変というぐらい体育会系スケジュールとなり、結構くたくたに疲れて街へ戻ってきました。その夕食。

20150321_200357_640

セリ?と牛肉の炒めもの、タケノコのスープ、そして私の好きなふりかけ、そしてスイカです。炒めものは中華的な味で、なじみ深いものでした。タケノコのスープは酸味があって、やっぱりほっとする味。いろいろな味が交錯する口の中の中和剤として機能します。
そして、スイカ。これはデザートとして出ているのではありません。立派なおかずです。こちらはごはんと一緒に食べます。このスイカはあんまり甘いものではなかったのですが、奥さんが「あんまり甘くないね」と言っていたので、甘くないからおかずにした、というわけではないようです。甘みの強いパイナップルや文旦大の柑橘類をおかずとして使うことがあるようで、フルーツ=デザートという固定概念はないようです。カンボジア料理は自由だ!
しかし、この日のメインイベントはこちら。

20150321_211036_640
ごはんのあと庭で飲み会になり、おつまみにガムシ(オス)が出ていたのですが、私たちが参加するころにはなくなりつつありました。出資してくれるなら買い足しに行くというので、私が出資(といっても3ドルですが)。で、ガムシ(メス)とカイコのサナギです。どちらも煎って甘辛く味付けしてあります。売りものだから油も使っているということです。家で作ると油は使わないらしい。

ガムシはまずお腹にあるハリを取って、背中のハネ2枚をはがしてから食べます。外はパリパリ、中はもちもちって、まるでポンテケージョですが、食感はまさにそんな感じ。味は日本の醤油おかきみたい。お酒のおともにぴったりです。オスよりもメスの方がよりむちむち度が高いです。それゆえにオスよりも価格が高いみたいです。

カイコのサナギは初めてではありません。韓国のポンテギを食べたことがあります。しかし、あれは缶詰だから正直おいしくなかった。さて、こちらはどうでしょう。いや、おいしかった。この味をどう説明したらいいか。ものすごく固く泡立てた生クリームみたいな食感? 醤油味なんですけどね(笑)。ビジュアルがダメな人はダメでしょうが、クセになる味です。ポンテギもきっと、街の屋台で売っているやつはきっとおいしいんだ。今度見つけたら絶対買おう。
私がガムシもサナギもポリポリポリポリ食べるので、「今度はクモを食べさせてみよう」ということになりましたが、今回はその機会に恵まれず。私はそれも大丈夫だと思いますね。試練かもしれないなと思うのは、孵化しかけのあひるの卵ただ一つです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年4月10日 (金)

3日目に食べたもの 前篇

この日は遺跡めぐりをしました。しかし、それは別の回に先延ばしにして、食べたものの話をします。

朝ごはんは遺跡へ行く道すがらの食堂で食べました。私、このときはまだわかってなかったんですけど、アンコールワット遺跡群は広大で、あちこちに点在している状態だったんですね。道すがらの食堂、といわれてもピンと来ていなかったんですが、「ここで食べる」と言われて、やっと状況が飲み込めた次第です。

20150321_091110_640

そうめんです。ノムバンチョクといいます。ココナツミルクで煮た魚を、レモングラスの葉っぱや茎などと一緒に石臼でつぶしてココナツミルクに戻し、そうめんにかけます。右上にあるのはテーブルを飾る花ではありません。そうめんの上にのせるトッピングの野菜あれこれです。洗面器にビニールをかけた状態でドーンと盛ってあって、食べるときにビニールをはずして使います。私はどれがどれやらわからないまま、いろいろのせました。ひとつだけ「セリ」があったのだけ記憶しています。

左上にあるのは、またこの上にかけるタレなんですが、甘いんです。カラメルソースみたいで、ころっと丸いものも入っていて、これだけで食べてもなんだかおいしい。師匠が作り方を店の人に聞いてくださいました。こういうとき、言葉ができるといいなと思います。帰国して、このタレを再現してみました。ころっと丸いものはムング豆でした。そして煎って砕いたピーナツややし砂糖が入っています。これは世紀の大発見でして、ノムバンチョクだけではなく、お餅にも合うし、パンにも合うし、万能のタレ。作り方を聞いてくれた師匠に感謝です。
麺も、そうめんみたいなんですが、これは米粉で、たぶん引き伸ばし製法ではなく押し出し製法で作ったものだと思います。だから粘度が低くてあっさりしています。タレの二重奏を受け止めるおだやかさです。帰ってきて、もう何回も作ってしまいました。

20150321_093818_640

遺跡に向かう道すがら、偶然目撃したものその1.やし砂糖づくり。やしの花の蜜を煮詰めて作るんですが、その煮詰めている作業に遭遇しました。何時間もかけて半分以下にするみたい。

20150321_094036_640

火からおろしたら、製品を均質化させるため? ひたすらかきまぜます。このとき、作業を手伝っていた女の子がスプーンをとってきて、鍋のふちについた炊き立ての砂糖を削ってたべさせてくれたんです。まだ熱いのでヌガーみたいな感じでした。いやー、これもおいしかった。

20150321_113642_640

道すがら遭遇したもの、その2. もち米のお菓子づくり。黒豆? 黒米? とともに甘く味をつけたもち米を竹筒に詰めて、その竹の表面がまっ黒になるまで焼きます。売るときは焦げた部分は削って、自転車の後ろの籠などに積んで売り歩きに行くそうです。このとき、もうおなかが空いていたので、できてたら買ったんですが、まだ30分ぐらい焼かなきゃいけないということで、とても残念でした。

うーん、書き出してみると、書くこといっぱいあるな。後は明日に回します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«2日目に食べたもの 後篇